スクープ
更新日:2020.05.22 / 掲載日:2020.05.22

スクープ! 新型SUV日産キックスe-POWERは6月15日発表・発売確定!!

コンパクトSUVのジュークの後継車として登場する新型SUVキックス。5月15日にキックスe-POWERとしてタイ王国でワールドプレミアされ、日本での発表・発売は6月15日であることが判明した。現在、日産ディーラーでは事前予約を行っており、詳細な価格は判明していないが2グレード構成で駆動方式は2WDのみのようだ。気になる日本での価格だが、タイ現地での価格は88万9000~104万9000バーツ。日本円に単純換算すると(※1バーツ=3.37円・5月22日時点)299万7621~353万7125円ということになる。タイ王国仕様は中間グレード以上にインテリジェントエマージェンシーブレーキなど先進安全装備を標準装備としている。国内向けはこれをベースにプロパイロットなどが追加される。キックスという車名はそもそも2008年に発売された三菱パジェロミニのOEM車だったが、2012年に生産終了。その後2016年に現在のキックスがデビューし、しばらくは海外専売車であった。今回デビューしたキックスe-POWERはマイナーチェンジモデルで、エクステリアデザインもフロントマスクのVモーショングリルを刷新。パワートレーンもコンパクトハッチバックのノートやミニバンのセレナと同じ1.2L直3エンジンとモーターを組み合わせたシリーズハイブリッドe-POWERを搭載した。このe-POWERは、モーターやリチウムイオンバッテリーの改良、キックス向けのチューニングが施されスペックの向上が図られている。ちなみにタイ王国仕様のモータースペックはシステム最高出力129PS、最大トルク260Nmとノートとセレナの中間となっている。タイ王国仕様のキックスのボディサイズは全長4290mm×全幅1760mm×全高1615mm。ホイールベースは2615mm。日産ジュークは全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mm、ホイールベース2530mmでキックスの方が全長、全高、ホイールベースの数値が上回るので居住性は期待できそうだ。キックスe-POWERのライバルとなるトヨタC-HRは全長4385mm×全幅1795mm×全高1550mm、ホイールベース2640mm。ホンダのヴェゼルは全長4115mm×全幅1760mm×全高1580mm、ホイールベース2610mm。わずかにボディサイズに差があるが、ようやく日産のラインナップに同格のSUVが登場することになる。いずれにしても日産の日本向け登録車としては久しぶりのニューモデル。SUVとして4WDの設定がないのが少々寂しいが、楽しみな一台だ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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